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融資とファクタリングの違いは7つ!詳しく解説します!

融資とファクタリングの違いは7つ!詳しく解説します!
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会社経営や事業を行っていると、資金が足りなくなることもあります。

“資金繰りの悪化”や、”新規事業の立ち上げに必要な資金がない”、など、外部からの資金調達が必要になることはよくあることです。

そのような場合に、まず頼るのが銀行などの金融機関からの融資です。
ですが、融資となると専門機関による厳しい審査も行われますし、借り入れブラックや赤字決済続き、税金滞納などがあると審査には落ちてしまうこともあります。

そのような場合におすすめなのが、ファクタリングという資金調達手段です。

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ファクタリングは、手持ちの売掛金を売却して現金化する仕組みで、決して怪しい方法ではないので安心してください。

経済産業省も推奨する売掛金の活用方法で、売掛金の本来の支払い期日を大幅に前倒しして資金化することができます。

特に、”急ぎで資金が必要”、”売掛金はあるのに今すぐ使える資金がない・・・”という方におすすめの資金調達手段です。
手軽に・・・“とは言いませんが、金融機関による融資と比べるとはるかにハードルが低く、急ぎで資金調達が必要な方に最適のサービスです。

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融資とファクタリングの7つの違い

融資とファクタリングの違いは7つ!

融資とは、銀行などの金融機関から事業用の資金を借り入れる行為を指します。
それに対して、ファクタリングは、売掛金の譲渡契約(売買契約)つまり売却になり、お金を借りる行為とは全く異なります。

その為、融資とファクタリングは仕組みが全く異なる資金調達手段とお考え下さい。

融資とファクタリングの違いを表にまとめたので、まずはチェックしてみましょう。

融資ファクタリング
審査非常に厳しい厳しくはない
審査対象利用者の返済能力・財務状況売掛先の信用度
調達可能額数百万円~数十億円売掛金
調達スピード遅い ※1週間以上早い ※最短1日~
保証人・担保必要不要
返済期間1ヶ月~10年程度返済義務がない
費用金利買取手数料

審査

融資というのは貸し付けになり、利用者からお金を返済して貰わないといけません。
その為、”利用者に返済能力があるかどうか?“の審査が細かく行われます。

その為、審査は非常に厳しくなるとお考え下さい。

それに対して、ファクタリングでは、”買い取った売掛金を回収できるかどうか?“の審査がメインになります。
審査が甘いという訳ではないですが、融資に比べると遙かに通りやすいです。

実際、審査通過率90%以上のファクタリング会社も多く、融資に比べるとかなり角度の高い資金調達手段と言えます。

審査対象

融資では、主に”利用者の返済能力や財務状況“を審査します。
また、過去の決算書や今期試算表、担保設定や個人資産の有無など細かく審査されます。

ファクタリングでの主な審査対象は、”売掛先の信用度“になります。
例えば、倒産リスクや売掛金の支払い能力などを審査していますが、融資ほど細かく審査を行う訳ではありません。

その為、基本的には売掛金があれば申し込むことができ、以下のような状況でも利用することができます。

  • 赤字決済が続いている
  • 社会保険や税金を滞納している
  • 会社を設立して日が浅い

調達可能額

融資では、審査内容に応じて”数百万円~数十億円“と幅広い資金調達が可能です。

ファクタリングでは、”売掛金の金額内“での資金調達になります。
ファクタリング会社によって買取可能額の上限が設定されていることも多く、一般的に5,000万円~1億円までと設定されているケースが多いです。

その為、資金調達額は1億円までとお考え下さい。
ただし、ファクタリング会社によっては、1億円以上の買取でも相談に乗って貰えることもあります。

さらに、ファクタリングでは数十万円~の資金調達も可能で、中には10万円以下の売掛金の買取を行われているファクタリング会社もあります。

ファクタリングでは、売掛金の買取時に手数料が発生します。
受け取れるのは、買取金額から手数料を差し引いた金額になるので、その点は注意しましょう。

調達スピード

融資では、細かく審査が行われるので、資金調達までには時間が掛かります。
状況にもよりますが、”最低でも1週間以上“は掛かるとお考え下さい。

それに対して、ファクタリングでは”数日以内“での資金調達が可能です。

2社間ファクタリングだと最短即日での買取が可能な場合もあり、急ぎで資金調達を行い方におすすめです。
中には、最短60分といったファクタリング会社もあります。

因みに、3社間ファクタリングだと売掛先との契約も発生するため、時間が掛かるケースもあります。

保証人・担保

融資では、貸し倒れのリスクを減らすために、基本的には保証人を立てなければなりません。
また、担保の設定を求められることもあり、例えば設立間もない会社だと担保を用意できずに融資を受けられないというケースも多いです。

ですが、ファクタリングは、あくまで「売掛債権の譲渡契約」になり借金ではないため、保証人や担保が必要ありません。
基本的には、売掛金があれば利用することができます。

返済期間

融資の場合、返済期間は1ヶ月~10年程度とみておいて下さい。

それに対して、ファクタリングには返済義務がありません
というより、借金ではないので返済という概念がありません。

ファクタリングでは、ファクタリング会社と売掛金の売買契約を結んだ後に、その買取金額を受け取ります。
その後、売掛先から売掛金の支払いが行われれば、その売掛金をファクタリング会社に引き渡すことになります。

売掛金の引き渡しは一括で行うことになり、分割での引き渡しはないので注意して下さい。

費用

融資では、必ず”金利“が発生します。

ファクタリングは借金ではないので金利が発生することは無いです。
ですが、代わりに”買取手数料“が発生します。

買取手数料は、売掛先の信用度や買取金額、取引方法(2社間・3社間)などによって決まりますが、高すぎると買取金額が大幅に目減りしてしまいます。
その為、買取手数料のより安いファクタリング会社を利用することが重要になります。

融資と比較したファクタリングの4つのメリット

融資

ファクタリングは、融資と比較した際に4つのメリットがあります。

  • 急ぎで資金調達を行える
  • 赤字経営や税金・社会保険の滞納でも利用できる
  • 担保・保証人が不要
  • 返済義務がない

急ぎで資金調達を行える

ファクタリングでは、最短即時から資金調達を行える場合もあります。
審査や契約に必要な書類が揃っていれば、一般的には数日以内には資金調達を行えるので、急ぎでの対応も可能です。

ですが、融資だと早くても1週間は掛かるので、急ぎでの資金調達には不向きです。

その為、急ぎで資金調達を行えるのがファクタリングの一番のメリットにもなります。

赤字経営や社会保険・税金の滞納でも利用できる

銀行の融資だと、一般的に赤字経営が続いていたり、社会保険や税金の滞納があると、審査には通らない可能性が高いです。

ですが、ファクタリングでは、審査対象が売掛先になるため、売掛先の倒産リスクなどが低ければ審査には通ります。
その為、経営状況などに関係なく利用できるのもファクタリングのメリットです。

担保・保証人が不要

ファクタリングは、借金ではないために担保や保証人が不要です。

融資だと担保を用意したり、保証人を探したりするのも大変です。
そういった面倒がいらないのもファクタリングの大きなメリットです。

返済義務がない

ファクタリングは、売掛金の譲渡契約になるので、売掛金の支払いが行われると、そのままファクタリング会社へ引き渡す必要があります。

ただ、売掛先の倒産などで、売掛金を回収できないこともあります。
ですが、一般的にファクタリングでは償還請求権なしの「ノンリコース契約」を結ぶので、売掛金の返済義務がありません。

万が一、売掛先が倒産しても、そこで取引は終了します。

融資を利用するメリット

ファクタリング

融資には、ファクタリングと比べた場合に以下のようなメリットがあります。

  • 低金利で利用できる
  • 高額の資金調達も可能

低金利で利用できる

金融機関によっても金利は異なりますが、融資は比較的低い金利で利用することができます。

ファクタリングでは、売掛先の信用情報などによっては、高額の買取手数料を請求される可能性もあります。
ですが、金融機関では数%の金利で利用できることもあります。

高額の資金調達も可能

融資になると、数十億円の高額の融資も可能です。

ファクタリングだと、売掛金の範囲内での資金調達になります。
また、ファクタリング会社によっては売掛金の買取額に上限を設定しており、5,000万円~1億円といった程度になります。

高額の資金調達が可能なのも、融資の大きなメリットになりますね。

まとめ

今回は、融資とファクタリングの違いをまとめました。

融資は、低い金利で利用することができ、ファクタリングと比べると高額の資金調達も可能です。
ですが、審査が厳しく、また資金調達に時間が掛かるのがデメリットになります。

それに対して、ファクタリングでは急ぎでの資金調達も可能です。
また、赤字経営や社会保険・税金の滞納があっても利用できるのが大きなメリットになります。

ただし、売掛金の買取時に手数料が発生するので、そこが大きなデメリットにもなります。

融資とファクタリングは、同じ資金調達手段であっても、内容は全く異なります。
各自に合った方法を選択しましょう。